後半は出来上がったボーカルにDAWソフトを使って伴奏を付けたり出来上がった作品をニコニコ動画にアップする方法、Windowsムービーメーカーに読み込ませて動画と組み合わせる、といった解説になっている。
DAWソフトではsteinbergのSequel試用版を使っての解説だが、これはMIDIループ素材を使って伴奏を作っていくタイプ。Cubaseエンジン採用のお手頃価格ソフトではあるのだが、解説書としては他にも私が使っているSonarベースのMusic Creator4とかSinger Song Writer LiteとかXG WorksとかAcid Music Studioなど色々なお手頃価格ソフトを、その特徴とともに紹介するページも欲しかったところ。
ボーカル作って面白味を覚えたら当然次は伴奏を付けたくなる訳で…読者が購入したいと思った時にやっぱり選択の幅が用意されている方がありがたい。
ミク関連ならニコニコ動画!みたいになっているので、そこへのアップロードの解説ははずせないところだと思う。ただ、現在ベータ版ではあるものの、発売元のクリプトンフューチャーでもPIAPRO(ピアプロ)という作品発表の場を作っているので多少は触れられていてもよかったのでは?と感じた。こちらでもキャラ別にかなりの曲数がすでにアップされている。
そんな感じでこの一冊を読み終えたのだが、マニュアル読むのが嫌いな人はボーカロイド初めて扱う際に一度読むとすんなり入っていけるかなぁ〜、というのが正直なところ。残念ながらパソコンの本って皆、高いので税込1680円の価値を問われると難しいところ。こういう本が500円シリーズとかで出てくるともっと気軽に「読んでみなよ〜」と薦められるのだが、インプレスさんには価格面でも頑張ってほしいです